安心して下さい!雨漏りの場所を確実に発見いたしますよ!
先日、「雨漏りがしてきたのでちょっと来て欲しい。」
とご連絡を頂きお客様のお宅へと行って来ました。
お客様が仰るにはどの辺りから漏り出したのかよく分からない、
おそらくあの辺りだと思うのですが、、、と不安そうな表情で屋根に向かって指を
指しておられました。
さっそくハシゴを設置して屋根に上がってみると、
屋根全体を点検していたら、、、ありましたよ!「ここだ‼」という箇所が。
お客様のお宅は「寄せ棟」と言う屋根の形状で隅棟(軒先から斜めに向かって上がっている棟)と大棟(屋根のてっぺんの棟)との継ぎ目の漆喰や葺き土が長年の雨風で剥がれたり、流れていました。
葺き土が全て流れ落ち、全く無い状態の所もありました。
しかし、これだけ見ただけでは確実にこの箇所から雨漏りがしているとは決定できません!
この箇所の辺りの平瓦を数枚めくって見ました。
ありました!雨漏りした後のシミです。
お客様に説明をして、お宅の中の天井裏からも確認をさせて頂き、確実にここから雨漏りをしている!と言う箇所を発見出来ました。
お客様に雨漏り箇所をお伝えし、お見積りへとなり、お客様のご要望はなるべくお金をかけたくない、安くすませたいとのご要望で雨漏り箇所の部分補修をご提案させて頂き、お見積りをさせて頂く事となりました。
お客様に確実に雨漏りをしている箇所を発見してお伝え出来て良かったです!
天井にシミや雨漏りをしてきてもその天井上からという訳ではありません。
屋根には勾配があり、雨は上から下へとつたっていくからです。
ただただ見てここかなと修理をさせて頂いた後にまた雨漏りがしてきた!ではなんの解決にもなりませんしお客様にもご迷惑をお掛けする様になります!
雨漏りは確実に「その箇所」を特定しなければならないのです!
雨漏りを放っておくと多数の連鎖をおこし、結果的には。
みなさんは雨漏りについてどうお考えでしょうか?
台風が過ぎ去った今日は雨漏りについてお話したいと思います。
写真は瓦がずれてそこから雨漏りが生じ、ついには下地の板や垂木までも腐り、屋根に穴が開いてしまっている写真です。
お客様自身もびっくりしておられました*1
即座に修理しなければいけません。
瓦がずれているのが気が付かなかった事が今回の雨漏りの原因です。
下地板の修理をして防腐剤を塗って防水紙を貼りました。
瓦がずれていることに気がついていればここまで大きな修理にならずにすんだのにねえ、、、とお客様も仰っていました。
そして無事に雨漏り修理が終わりました。
お客様も安心しておられました(*^_^*)
これで安心ですよね。
しかし、今度は別の場所の瓦がずれてくるかも知れません。
お客様のお宅は雨漏り修理と同時に屋根全体の点検もさせて頂きました。
家や屋根と言うのは車に車検がある様に、人間に健康診断がある様に、
家の築年数や状況に応じてメンテナンスが必要だと思います。
- 台風が過ぎ去った今、一度大事なお宅の屋根を点検をされてみてはいかがでしょうか‼
*1:+_+